夏の甲子園目指す和歌山大会、一般観客入れて開催
2021年06月17日 19時05分
和歌山県高校野球連盟はきょう(6/17)、来月(7月)9日に開幕する第103回全国高校野球選手権和歌山大会について、一般の観客を入れて試合を実施することを決めました。
今年4月に開かれた春の近畿地区高校野球・和歌山県予選では、新型コロナウイルスの感染拡大で、球場で観戦できたのは、参加する野球部の控え選手や学校関係者、それに保護者だけでしたが、夏の甲子園出場をかけたこの大会では、一般の観客の入場を認め、外野の芝生席を含めて上限を一日最大1400人とします。アルプススタンドに入場できるのは、控え選手と学校関係者、保護者のみで、上限を各校300人とします。このため、一試合につき最大2000人程度が観戦することになります。
飛沫が飛ぶ管楽器の使用は、引き続き禁止されていますが、声を出さなければ、メガホンの使用は可能で、太鼓や、そのほかの音源を使って応援することもできます。またファールボールやホームランボールはプレゼントされます。
夏の高校野球・和歌山大会は県内の39校が参加して和歌山市の紀三井寺公園野球場で来月9日に開幕し、順調に試合が進めば26日に決勝が行われます。
組み合わせ抽選会は、今月(6月)19日の午後1時から和歌山市手平の和歌山ビッグ愛・大ホールで行われます。