和歌山県は、きょう（３０日）、県内で、新型コロナウイルス感染症で女性１人が死亡し、新たに、２０代から４０代の男女５人の感染が確認されたと発表しました。

死亡した和歌山市に住む９０代の女性は、クラスターとなった高齢者グループホームの利用者で、今月１１日に発症し、翌日入院、肺炎像があり、１５日から酸素投与を行っていて、きのう容体が悪化し、この日亡くなりました。この女性は、基礎疾患があったということです。

また、新たに感染が分かった５人のうち、和歌山市の４０代の男性と、大阪在住の３０代男性、４０代男性のあわせて３人は、クラスターとなった和歌山城ホール建設工事の関係者で、このクラスターでの感染者は、３０人となりました。

新規感染者の住所地の保健所管内別では、和歌山市が２人、橋本が１人、大阪府が２人となっています。

これで、県内の累計感染者は、死亡した４４人を含め、２６１７人で、現在、入院しているのは９５人です。