【新型コロナ】27日、県内で1人死亡7人感染
2021年05月28日 15時47分
和歌山県はきのう(27日)新たに新型コロナウイルスで和歌山市の60代の女性1人が亡くなり、20代から60代までの男女8人の感染を確認したと発表しました。県内の感染者は、亡くなった42人を含め2594人となりました。また11人が退院したため入院している人は27日現在で127人になりました。
入院患者が127人にあるのは先月(4月)3日以来54日ぶりです。
地域別の感染者は和歌山市が3人、橋本保健所管内が2人、海南と新宮保健所管内がそれぞれ1人県外が1人となっています。
県によりますと亡くなった60代の女性は、1人暮らしで、先月29日から症状が出始め、今月になって病院に救急搬送され入院していました。
またきのう(27日)は和歌山市の和歌山城ホールの建設工事にかかわる30代と40代の男性の別々の業者2人が新たに感染したことがわかりました。おととい(26日)クラスターが発生した空調設備会社もこの工事に関わっていて県は「和歌山城ホール建設工事にかかわるクラスター」に名称を変更しました。
和歌山市は工事に携わっている接触者400人を検査します。
このほか新たな感染者のうち5人が仕事や私用で大阪や広島、愛知県など感染者が多く発生している地域に行っていることがわかっていて県外からの持ち込みによる感染と県はみて調査しています。
きのう(27日)は新たに変異株ウイルスに感染した人は発見されおらず、724人のままです。