おととい（２１日）、みなべ町と田辺市が発表した避難情報が、和歌山県の防災サイトに表示されないトラブルがありました。和歌山県がきのう（２２日）明らかにしたもので、「今後、システムを強化し、再発防止に努める」としています。

システム障害があったのは、おととい朝で、午前７時台に、みなべ町が「避難指示」を、田辺市が「高齢者等避難」を相次いで発令し、避難所を開設しましたが、これらの情報が、県の「防災わかやま」のホームページに表示されませんでした。

その後、午前８時４０分に職員が気づき、午前１０時前になって、ホームページに「システム障害」の情報を掲載、午後１時４０分にシステムが復旧し、正常表示に戻りました。

原因について、県では、今月（５月）２０日付の法改正に伴う新たな避難情報の導入に合わせ、前日の１９日にシステム改修を行ったことで、表示に障害が出たとしています。また、このことについて、県民などからの問い合わせはなかったということです。