半年記念日!ジャイアントパンダの赤ちゃん「楓浜」にプレゼント
2021年05月22日 19時19分
白浜町の「アドベンチャーワールド」できょう(22日)、生まれて半年が経ったジャイアントパンダの赤ちゃん「楓浜」に、ハーフバースデーのプレゼントが送られました。
去年(2020年)11月22日「いい夫婦の日」に生まれた雌のジャイアントパンダ「楓浜」は、きょうで生後半年となりました。生まれた時は、体重わずか157グラムでしたが、母親の「良浜」の母乳を飲んですくすくと成長し、きょうで10.08キロになりました。
今後も豊かに成長できるようにと、開園前の午前9時から行われたハーフバースデーでは、半分という意味で「1/2」の文字をかたどったタケノコと、楓浜の名前にちなみ、「楓」の葉の形にくりぬいたニンジンがプレゼントされました。
楓浜はタケノコに興味を示し、手に取って匂いをかいだり、口にくわえてお気に入りの場所に運んだりする姿が見られました。
これまで母乳のみで育ってきた楓浜にとって、リンゴやニンジンといった固形物はなめたりかじったりするおもちゃのような存在でしたが、今月(5月)11日に初めてリンゴを食べている姿が確認されました。
現在、乳歯から永久歯へと生え変わり始めており、徐々にタケノコやニンジンも食べられるようになるということです。
アドベンチャーワールドの広報担当者は「コロナ禍での出産ということで、楓浜の出産時に中国研究員の方が間に合わず、初めて日本人スタッフのみでの出産となりましたが、これまで怪我や病気なく順調に成長していることにホッとしています。これからも成長を見守っていただければ」と話していました。
アドベンチャーワールドでは、現在来場者の健康と安全を守るため、観覧人数を制限し、観覧整理券を持っている人のみ「楓浜」と母親「良浜」の親子が観覧できるということです。
また、観覧できない人や遠方でなかなか来られない人にもSmileを届けようと、楓浜の様子を公式YouTubeチャンネルで毎日配信していて、現在は公開時間にVR配信も実施しているということです。