和歌山県はきょう（１９日）新型コロナウイルスに感染していた９０代の女性１人が死亡し、新たに１０代から７０代までの男女１４人が感染したことを確認したと発表しました。

県内での感染者は、亡くなった３６人を含めて２５１７人です。また３１人が退院したためきょう（１９日）現在入院している人は１６１人です。

県によりますと、亡くなった人は、クラスターが発生した田辺市内の診療所に入院していました。

きょうの感染発表では、クラスターが発生した化学工場の従業員１人とスポーツジムの利用者３人の感染が新たにわかり、クラスターの人数は化学工場が１０人、スポーツジムが１２人となりました。スポーツジム関連のＰＣＲ検査は、これまでに検査結果が出た３６４人のうち、新たにきょう発表された３人の感染が確認されたほか、２９１人の検査も進められています。

保健所別の感染者は和歌山市が７人、御坊と田辺の保健所管内がそれぞれ２人、海南と岩出の保健所管内がそれぞれ１人で、奈良県在住者が１人となっています。

また感染者のうち新たに分かった変異株感染者は２０人で、あわせて６５４人となりました。