シイノトモシビタケの発光始まる
2021年05月04日 18時38分
那智勝浦町の宇久井半島の森に自生し、夜間に光るキノコ「シイノトモシビタケ」の発光が始まりました。
宇久井半島にある環境省の施設、「宇久井ビジターセンター」を拠点に活動している「宇久井海と森の自然塾」が、毎年この時期に開催している観察会を前にきのう(3日)下見を行ったところ、発光を確認しました。
シイノトモシビタケは、かさの直径が1~2センチで、闇の中で幻想的な緑色の淡い光を放ちます。
ガイド役の西垣内茂(にしがいと・しげる)さんは、「神秘的でかわいらしい姿から『森の妖精』と呼ばれていて、保護している。これから多く見られるので期待したい」と話していました。
シイノトモシビタケの観察会は、今月(5月)15日から7月11日までと9月4日から26日までの土曜・日曜の夜に開催されます。
観察会への参加は、2日前までの予約が必要です。