【新型コロナ】和歌山県内4病院から大阪府へDMAT医師派遣
2021年04月30日 18時49分
和歌山県は、新型コロナウイルス感染症の患者が急増し、医療体制がひっ迫している大阪府の要請を受け、きょう(30日)から来月(5月)10日にかけて、県内4つの医療機関の医師あわせて6人をDMAT(ディーマット)として派遣することになりました。
医師を派遣する医療機関と人数は、和歌山県立医科大学附属病院と和歌山ろうさい病院がそれぞれ2人、公立那賀(なが)病院と新宮市立医療センターがそれぞれ1人です。
派遣先は、大阪府が入院前の患者を一時的に待機させる施設として大阪市中央区の大阪医療センター内に整備した、入院患者待機ステーションで、きょうから来月11日までの期間中、1日につき1人のDMAT医師が派遣されます。
このうち、県立医大附属病院はきょうから来月2日までと来月4日、和歌山ろうさい病院は来月5日と9日、10日、公立那賀病院は来月3日、新宮市立医療センターは来月7日と8日にそれぞれ派遣されます。
県・医務課によりますと、派遣されるDMAT医師は、入院患者待機ステーションで、患者の経過観察や、容態が急変したときの大阪医療センターへの連絡調整などを担当するということです。