いずれも任期満了に伴う串本(くしもと)町長選挙と、串本町議会議員選挙がきょう（１３日）告示され、町長選挙は、現職と新人の２人による一騎打ちに、定数１３の町議会議員選挙には、現職１２人、新人５人の１７人が立候補し、どちらも５日間の選挙戦に入りました。

町長選挙に立候補したのは、届け出順に、無所属の新人で牧師の小野恵(おの・めぐみ)候補６９歳と、無所属の現職で４期目を目指す田嶋勝正(たしま・かつまさ)候補６２歳の２人です。

新人の小野候補は、去年（２０２０年）１１月に立候補を表明し、一人でも安心して暮らせるまちづくりや、防災ソフト対策の向上などを掲げています。

現職の田嶋候補は、去年６月の定例町議会で出馬を表明し、津波二次避難所の設置などを行う考えを示しています。

一方、同じくきょう告示された定数１３の串本町議会議員選挙には現職１２人、新人５人が立候補し、党派別の内訳は共産が２人のほかはすべて無所属です。

投票は、今月１８日の午前７時から午後７時まで、町内３０の投票所で行われ、午後８時から串本町立体育館で即日開票されます。

きのう（１２日）現在の串本町の選挙人名簿登録者数は１万３８２１人です。