和歌山キワニスクラブが和大留学生に電子レンジ寄贈
2021年03月17日 19時11分
和歌山市の奉仕団体・和歌山キワニスクラブは、きょう(17日)和歌山大学の留学生に向けて電子レンジ5台を寄贈しました。
和歌山キワニスクラブでは、和歌山大学で学ぶ留学生を支援するため、毎年、通学用の自転車を寄贈し続けています。
15回目となることし(2021年)は、自転車が十分揃ったため、大学側から留学生の宿舎に電子レンジを設置したいという希望が寄せられ、電子レンジ5台を寄贈したものです。
きょう午後、和歌山市栄谷(さかえだに)の和歌山大学・国際連携部門事務所で、和歌山キワニスクラブの大岩徳成(おおいわ・よしなり)会長から和歌山大学のクパニ・ルンビディ副学長に目録が贈呈されました。
かつて和歌山大学の留学生だったクパニ副学長は「このような温かい支援は留学生にとって心強い。高松に校舎があった頃から、和歌山キワニスクラブには留学生向けの自転車の寄贈でお世話になっていた」と感謝を述べました。和歌山キワニスクラブの大岩会長は「コロナ禍で留学生も大変な状況だが、これからもできる限り支援したい」と話しています。
中国の西安(せいあん)出身で、来月(4月)からは大学院で日本と中国のお茶の研究に取組む高歓(こう・かん)さんは「自分が持っていた電子レンジが壊れてしまい、大変有難いです」と喜んでいました。
和歌山大学では、寄贈された電子レンジ5台を留学生宿舎に設置して、持っていない学生に貸し出すことにしています。