和歌山題材の舞台「火具鎚のうた」配信スタート
2021年03月16日 14時57分
和歌山を題材にした舞台「火具鎚のうた」の配信映像が完成し、きょう(16日)からYouTubeで公開されています。
この事業は、和歌山市が中心となってコロナ禍に文化芸術体験を創出するプロジェクト「WAKAYAMA SOUNDSCAPE」の一環です。
物語の舞台は、西暦2100年、世紀末を迎えた未来の和歌山市で、主人公の3人の高校生が、世界中に広がる不思議な現象の究明に奔走します。1400万年前に紀伊半島で起きたとされる世界最大規模の火山噴火に着想を得た創作歌劇で、レーザーやLEDパネルなどの最先端機材を駆使した壮大な演出が見どころです。
3人の主人公を、オーディションで選ばれた和歌山県出身の若手俳優が演じるほか、和歌山児童合唱団や和歌山雅楽会など、総勢およそ100名が出演していて、主人公のキャラクターデザインを、和歌山市出身で、「ゴルゴ13」の作者としても知られるさいとう・たかをさんが担当しました。
また制作を、エイベックス・エンタテインメントと和歌山放送が手がけ、先月(2月)和歌山城西の丸広場で行われた無観客上演の模様を6台のカメラで撮影し編集しました。
舞台「火具鎚のうた」は、きょう(16日)から動画投稿サイトYouTubeの和歌山市公式チャンネルで公開されていて、パソコンやスマートフォンから 無料で視聴できます。