和歌山県警・春の人事異動内示
2021年03月15日 19時19分
和歌山県警察本部はきょう(3/15)、この春の第1次人事異動を内示しました。
今回は、今月26日に発令する警部以上の警察官と職員をあわせた第一次異動の251人と、来月(4月)1日に発令する警部補以下の警察官と係長以下の職員をあわせた第二次異動の602人が発表されました。
第1次の異動では、今年の国民文化祭の開催にあわせて警衛対策室が設置されるなど、大規模な異動があった去年(2020年)より70人少なくなりましたが、例年通りの異動規模となっています。また、第二次異動では、去年より77人減ることになり、異動規模は、例年と比べて少なくなっています。
今回の人事では、公安課にサイバー攻撃対策の係が新設されるほか、サイバー犯罪対策課の人員を増やして人材の育成を強化します。
また、組織犯罪対策課は、捜査部門を捜査二課に移管し、情報収集の業務に特化することで、捜査の効率化をはかり、特殊詐欺などの組織犯罪に対する捜査能力の向上をはかります。
このほか、機動捜査分析課では、情報分析を強化するため、科学捜査研究所では、法医の研究職を充実させるため、それぞれ増員します。
また、新型コロナウイルスの感染防止を強化するため、厚生課内に、新たに健康管理対策官を設置します。
第一次移動の主な人事では、
◇生活安全部長に、大高圭司(おおたか・けいし)警務課長、
◇交通部長に、川上和彦(かわかみ・かずひこ)主席監察官、
◇主席監察官に、大野矢雄(おおの・ちかお)公安課長、
◇警察学校長に、森下昌彦(もりした・あきひこ)和歌山東警察署長がそれぞれ異動します。
また、県内14の警察署のうち、10の警察署で署長が交代します。
◇和歌山東警察署長に、出納延計(すいどう・のぶかず)交通企画課長、
◇和歌山西警察署長に、森昇治(もり・しょうじ)交通部長、
◇和歌山北警察署長に、湊隆弘(みなと・たかひろ)組織犯罪対策課長、
◇海南警察署長に、林達也(はやし・たつや)生活環境課長、
◇湯浅警察署長に、高水浩圭(こうすい・ひろよし)厚生課長、
◇御坊警察署長に、的場克郎(まどば・かつろう)総務課長、
◇田辺警察署長に、岸谷孝行(きしたに・たかゆき)捜査一課長、
◇白浜警察署長に、南伸明(みなみ・のぶあき)留置管理課長、
◇串本警察署長に、泉政勝(いずみ・まさかつ)交通機動隊長、
◇新宮警察署長に、山田守孝(やまだ・もりたか)監察課長が、それぞれ就任します。