広川町新土産「稲むら最中」誕生(写真付)
2021年03月14日 17時40分
広川町は、新しい土産品として、「稲(いな)むら最中(もなか)」を開発し、販売を始めました。
これは、広川町が、2018年度から取り組んでいる地元の魅力を再発見するプロジェクトの一環で、開発されたものです。県立箕島(みのしま)高校の生徒が考案・企画し、広川町と有田川観光物産センターがタッグを組んで商品化しました。
最中(もなか)や個包装の袋の表面には、稲むらのイラストが描かれ、中に入っている「あん」は、「塩」と「みかん」の2種類あります。それぞれ、広川町の西広(にしひろ)海岸の海水からできた「稲むらの塩」と、有田みかんが使われています。また、パッケージには、高校生が描いた、かわいらしい濱口梧陵(はまぐち・ごりょう)のイラストが使われ、箱を開けると「稲むらの火」の物語が楽しめるようになっています。
商品は、6個入り、税込み1000円の箱入りと、1個ずつ税込み170円で購入できます。当面は、湯浅御坊道路上り線の吉備湯浅パーキングの物産販売所「紀州路ありだ」だけの販売ですが、広川町では、今後、町内外に販路を広げたいとしています。
きょう(14日)は、販売店の前で、完成披露の記念イベントがあり、商品を考案した高校生らのトークショーなどが行われました。