【新型コロナ】県内で1人死亡、入院患者1人の感染を新たに確認
2021年02月24日 20時36分
和歌山県はきょう(24日)済生会和歌山病院の入院患者で新型コロナに感染していた人80代の男性1人が死亡し、1人が新たに新型コロナに感染したことがわかりました。県内の感染者は亡くなった18人を含め1161人になりました。
県によりますと、亡くなった人は2月6日に済生会和歌山病院を退院後、発症し手当てを受けていましたが、きのう(23日)新型コロナウイルス感染症で亡くなりました。
一方、同じ病院に入院していた和歌山市に住む90代の男性の感染が確認されました。この男性は、一度、陰性となり、隔離病室で経過観察をしていましたが、再度の検査で陽性が確認されました。症状はなく無症状です。県は、最初に感染が確認された病室で入院したことで感染したとみています。
入院患者数はきょう(23日)亡くなった1人を含め4人が退院したため14人になりました。
また県は去年10月8日から今年1月24日までに感染した人の陽性率について調べたところ、発症後2日前後の発症が多いという調査結果を発表しました。入院後の採取が多いためとみられます。このほか鼻咽頭でのPCR検査以外に鼻腔での検査結果についても調べたところ陽性率が8割以上となり、鼻咽頭検査よりも制度は落ちるものの、高い値で鼻腔検査でも陽性を確認することができたと結果を発表しています。