ヨットの聖地・和歌山と持続可能な観光を手間にトークイベント
2021年02月23日 19時04分
和歌山マリーナシティを拠点に盛んなセーリングを活用した持続可能な観光産業づくりについて考えるトークイベントが、きょう(23日)、和歌山市で開かれました。これは、和歌山県でIR・統合型リゾート施設の参入を目指している、マカオの総合エンターテインメント企業「サンシティグループ」の日本法人、「サンシティグループホールディングスジャパン」が開いたものです。きょう(23日)午後2時から、和歌山市にあるグループの和歌山事務所で行われたイベントでは、セーリングの世界大会「Sail GP」日本チームの早福和彦COOのほか、NPO法人和歌山セーリングクラブの 中村和哉理事と、中村厚子事務局長が登壇し、「ヨットの聖地・和歌山による持続可能な観光産業づくりとは」をテーマに意見交換しました。この中で早福COOは、「セーリングは沖で行う競技なので、見るスポーツ・見せるスポーツとして一般的ではない点が課題だった。ファン目線のイベントや、レースを可視化する工夫を取り入れ、持続可能なエンターテインメントにしたい。今後セールGPの日本誘致を目指す中で、和歌山は最高の環境だ」と期待を込めました。また中村理事は、「和歌浦の海は世界に誇れる環境で、ヨットをやらないのはもったいない。和歌山がアジアのトレーニング拠点になれば、いろいろな大会を誘致でき、和歌山の経済に少しでも貢献できると思うし、『ヨットの聖地・和歌山』を発信できる」と語りました。
イベントの模様は、インスタグラムで生配信されたほか、後日、アーカイブも配信されるということです。