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「こども美術館部2020」和歌山県立近代美術館で開催

2021年01月09日 19時29分

教育社会

小学生限定の鑑賞会「こども美術館部2020」がきょう(9日)、和歌山県立近代美術館で開催されました。

絵を見て気付いたことを話し合う子どもたち

この会は、小学生に美術館を気軽な遊び場として親しんでもらおうと、県立近代美術館が2016年から開いているものです。

今回は、新型コロナウイルスの感染予防対策として、参加人数を先着6人までと制限し、きょうは小学生4人が参加しました。鑑賞会では、現在開催されている企画展「コレクション名品展」で展示されている作品を、「作品はどんな形か?」「どんな思いで作られたのか?」と想像しながら鑑賞しようということで、子どもたちは思ったことを言い合いながら、一つ一つじっくりと作品を眺めていました。また、会の終盤では、自分の気になった作品を1つ見つけ、どこが気に入ったのかを発表しました。

参加して3年目という、和歌山市の小学3年生・宮脇琢磨(みやわき・たくま)くんは、「ここはどんなふうに気を付けたんだろう、どうやって作ったんだろうと考えながら観るのが楽しい」と話していました。

子どもたちのガイドを務めた学芸員の青木加苗(あおき・かなえ)さんは、この会を通して「色々なものに興味を持ってくれる人になってほしい」と話していました。

この会に参加して3年目という宮脇琢磨(みやわき・たくま)くん
(カバンは、参加者に配布されるオリジナルバッグ)
「こども美術館部」に参加ごとにスタンプが1つもらえる仕組み

次回の開催日は、新型コロナウイルス流行のため未定ということですが、ゴールデンウィークあたりには開催したいと考えているということです。

なお、和歌山県立近代美術館は、照明機器改修工事のため、今月25日(月)から4月下旬まで休館するということです。

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