田辺市で2日、新春初泳ぎ
2021年01月03日 11時16分
田辺市の扇ヶ浜(おうぎがはま)海水浴場で、きのう(2日)、恒例の新春初泳ぎが行われ、参加者が、元気な歓声をあげました。
今年(2021年)で95回めとなった初泳ぎには、3歳から73歳までのおよそ100人の男女が参加しました。新型コロナウイルスの感染予防対策で、たき火を増やして参加者の密集を緩和したり、豚汁の提供を見送ったりしました。
この日午前10時頃の海水浴場は、気温6度、水温17度で、寒風が吹く中、参加者は「行くぞ」という掛け声で砂浜を走って、勢いよく海に入っていき「冷たい」と叫ぶ人も多くいました。
田辺市出身で、小学4年生から初泳ぎに参加しているという大阪市に住む老人ホーム職員の39歳の男性は「年初の験担(げんかつ)ぎです。一年を無事に過ごせるよう願いを込めて泳ぎました」と話していました。