【新型コロナ】新たに7人感染 県内感染者607人に
2020年12月30日 18時09分
和歌山県は、きょう(12/30)、京都市から県内の実家に帰省して発症した10代の男子大学生ら7人が、新たに新型コロナウイルスに感染したと発表しました。これで、県内の累計感染者数は、死亡した7人を含め、607人となりました。
新たに感染がわかった7人のうち、京都市在住で、現在、田辺保健所管内の実家に帰省している10代の男子大学生は、すでに感染が判明している同じ大学に通う同郷の男子大学生と、京都市で下宿する部屋で今月23日にほかの友人2人とあわせて4人で、鍋料理を囲んで食事をともにしていました。10代の男子大学生は、今月26日に帰省し、おととい濃厚接触者としてPCR検査を受け、陽性が判明し、きのうから咳や咽頭痛などの症状が出ています。
このほか、和歌山市に住む20代の女性会社員と男性会社員は、いずれも発熱や全身倦怠感PCR検査の結果、陽性が判明しました。2人とも県外へ出かけた経緯はなく、保健所が感染経路などを調べています。
一方、和歌山市に住む60代の男性会社員と御坊保健所管内に住む60代の男性会社員は、いずれも大阪府内の会社に勤務していて、双方とも、同居している50代の女性パート職員の感染も確認されました。このうち、和歌山市の男性会社員は、勤務先の大阪府内の会社に先に感染が確認された関係者がいて、今月21日と22日に接触していました。また、御坊保健所管内の男性会社員は、今月23日に、ほかの疾患のため医療機関を受診していて、県は、この医療スタッフのPCR検査も進めています。
きょう感染が発表された7人は、いずれもすでに入院していて、症状は安定しています。
きょう新たに7人の感染が判明したことで、県内の累計感染者数は、死亡した7人を含め、ちょうど607人となりました。また、きょう1人が退院したため、現在入院しているのは、27人となっています。