和歌山県は、きょう（２７日）、新たに、和歌山市の７０代の男性１人と、関東在住で御坊保健所管内に帰省していた５０代の男性１人のあわせて２人が、新型コロナウイルスに感染したと明らかにしました。これで、県内の累計の感染者数は、死亡した７人を含め、５９６人となりました。

新たに感染が分かった和歌山市の７０代の無職の男性は、前日（２６日）に感染が分かった７０代の女性の同居家族で、２２日から咳や鼻水などの症状があり、２３日に医療機関を受診、腰のだるさもあり、濃厚接触者として検査の結果、陽性が判明しました。症状は安定しているということです。

一方、関東在住で、おととい（２５日）から御坊保健所管内に帰省していた５０代の会社員の男性は、勤務先の東京の会社の取引先で感染者が出たことから、会社が男性にも検査を指示、出発前にＰＣＲ検査を受け、電車で帰省し、帰省先で、陽性が判明しました。男性は無症状ですが、県内の医療機関に入院しました。

これで、県内の累計の感染者数は、死亡した７人を含め、５９６人となりました。また、きょう１人が退院したため、現在入院しているのは、２７人です。