丑年にちなみウシエビ展示、エビとカニの水族館(写真付)
2020年12月27日 14時37分
来年(2021年)の干支の「丑(うし)」にちなんで、すさみ町の「エビとカニの水族館」で、「ウシエビ」の特別展示が始まりました。
「ブラックタイガー」の名まえで、店頭に並んでいることから、消費者にはなじみのあるエビですが、日本では冷凍で輸入されたものが多く、生きた姿を見る機会はめったにないということです。
水族館によりますと、ウシエビは、クルマエビの種類の中で最も大きく、「ウシのように大きい」ことが名まえの由来といわれます。中国南部やインド洋の沿岸などに生息し、日本での漁獲は少なく、東南アジアで養殖が盛んに行われています。
水族館では、5匹を展示していて、大きなものは体長が25センチ以上あります。高知県の漁師に捕獲を依頼して、入手したということで、水槽には小さな牛のフィギュアも置かれています。
町立エビとカニの水族館の平井厚志(ひらい・あつし)館長37歳は「食べ物としては知られているが、生きた姿も見てほしい」と話しています。
水族館は「道の駅すさみ」内にあり、休館日はなく、年末年始も開館していて、ウシエビの特別展示は、来年1月31日まで行われる予定です。