【新型コロナ】新たに7人感染 累計感染者545人(写真付)
2020年12月11日 19時27分
和歌山県はきょう(12/11)、高校生3人を含む10代から70代までの男女7人が、県内で新たに新型コロナウイルスに感染したと発表しました。これで県内の累計感染者数は、死亡した7人を含めて545人となり、現在、入院しているのは70人となっています。
きょう感染が発表された7人のうち、和歌山市と岩出保健所管内に住む10代の男女3人は、おととい(12/9)感染が発表された和歌山市の県立高校に通う男子生徒のクラスメイトです。県教育委員会によりますと、この県立高校では、おとといからあさって13日まで全校で休校措置がとられています。県は、学校内での感染の可能性が高いとみて、濃厚接触者に対するPCR検査を進めています。これまでのところ、新たに陽性が判明した3人以外のクラスメイトは、すべて陰性となっています。
一方、今月8日に感染者の発表があった和歌山市の会社では、同僚3人の感染が新たに判明しました。岩出保健所管内に住む20代と30代の男性、それに和歌山市に住む30代の男性の3人で、普段から同じ班で仕事をしていて、今月3日から5日にかけて、マスクなしで15分以上の会話があったということです。
このほか、和歌山市に住む70代の無職の女性は、今月7日から発熱が続いたため、きのう医療機関を受診し、検査の結果、新型コロナウイルスの感染が判明しました。
和歌山県内で確認された新型コロナウイルスの累計感染者数は、これで死亡した7人を含めて545人となりました。きょう12人が退院したため、現在、入院しているのは70人で、このうち、1人が人工呼吸器を装着した重篤の状態、酸素投与の必要な重症者はきのうから1人増えて9人です。