盗撮の元小学校教諭に有罪判決
2020年12月07日 19時27分
男子児童の裸を盗撮したなどして児童買春・ポルノ禁止法違反などの罪に問われた和歌山市の元小学校教諭に対する判決公判がきょう和歌山地方裁判所で開かれ、小坂茂之(こさか・しげゆき)裁判官は、執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。
判決によりますと、和歌山市の市立小学校の元教諭、阪本直哉(さかもと・なおや)被告26歳は、去年11月、和歌山市の宿泊施設の小浴場で男の子の裸を盗撮したほか、今年7月にも和歌山市の競技場の男子トイレで着替え中の男子高校生の裸を盗撮しました。
小坂裁判官は判決で「うっぷんを晴らすための犯行で動機は身勝手だ」と指摘した一方で、「懲戒免職され、社会的制裁を受けている」として、懲役2年6か月の求刑に対し、懲役2年6か月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。