「丑」大絵馬に掛け替え、丹生官省符神社
2020年12月06日 19時23分
高野山のふもとの九度山町にある世界遺産、丹生官省符(にうかんしょうぶ)神社できょう(6日)、本殿前にある大絵馬が、今年(2020年)の干支の「子(ね)」から来年(2021年)の「丑(うし)」に掛け替えられました。
これは、恒例の迎春準備で、大絵馬は、幅3メートル、高さ2・1メートルの五角形で、金色の下地に母牛が子牛を見守る姿が、描かれています。
この日、およそ20人が参列して、奉納式が営まれ、宮崎志郎(みやざき・しろう)宮司72歳が祝詞を唱え、新旧大絵馬のお祓いをしました。宮崎宮司は「来年は牛のように粘り強く、国難を乗り越えていってほしい」と話しました。
丹生官省符神社は、およそ1200年前、高野山を開いた弘法大師空海が創建したと伝わっています。