県議会・県職員のボーナス減額条例改正案を可決(写真付)
2020年11月30日 18時35分
開会中の12月定例和歌山県議会は、きょう(30日)本会議が開かれ、来月(12月)支給される県職員のボーナスを0・05か月分引き下げる給与条例の一部改正案が、賛成多数で可決されました。
県職員のボーナスについては、ことし(2020年)10月、県・人事委員会の平田健正(ひらた・たてまさ)委員長が仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事に対し、民間企業を上回っているとして、0・05か月分引き下げて4・45か月分とするよう勧告し、これを受け、県は12月定例県議会に給与条例の一部改正案を提出しました。
12月の支給日に間に合わせるためには、今月中の条例改正案の可決が必要なため、きょうの本会議で、先行して採決されたものです。県職員のボーナスの引き下げは10年ぶりとなります。
なお月給について県・人事委員会は、民間企業との差が極めて小さいとして、据え置くよう県に勧告しています。