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仁坂知事・次期広域連合長に「広域組織活かし柔軟に」(写真付)

2020年11月26日 18時01分

政治

関西広域連合の次の広域連合長にきのう(25日)選出された和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、今後の抱負について「広域的な組織を活かしてみんなで話し合い、柔軟に対応したい」と述べました。

次の関西広域連合長に決まった仁坂知事(11月26日・和歌山県庁)

きのう大阪市で行われた広域連合委員会で、発足から5期10年務め、来月(12月)3日に任期満了を迎える兵庫県知事の井戸敏三(いど・としぞう)広域連合長の後任に、副広域連合長の仁坂知事が選出されました。また仁坂知事は、後任の副連合長に京都府の西脇隆俊(にしわき・たかとし)知事を指名し承諾されました。

仁坂知事は、井戸知事と同時期に務めた副広域連合長の5期10年を振り返り、2011年の東日本大震災などで広域連合の府県ごとに被災地を支援する「カウンターパート方式」を先導したことや、ドクターヘリの広域運用、国の省庁の出先機関移転などの実績を強調し、今後について「広域的な組織を活かしてみんなで話し合い、柔軟に対応したい」と述べると共に「県が担当している試験などを統合して、広域連合に移管することや、逆に広域でないと出来ない業務への協力を求めることなどもあるので、深化させていきたい」と述べました。仁坂知事の任期は来月4日からの2年間です。

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