【新型コロナ】新たに8人感染、県内8例目のクラスター発生
2020年11月18日 18時36分
和歌山県はきょう(18日)、新たに県内で30代から60代までの男女8人の感染を確認したと発表しました。
このうち、すでに5人の利用者の感染が確認されていた橋本市市脇の「創菜こころ」の関係では、新たに橋本保健所管内に住む40代の男性経営者と、60代の女性従業員のあわせて2人の感染がわかり、県は、この飲食店を県内8つ目のクラスターと認定しました。
また、田辺保健所管内に住む60代の会社経営者の男性も、この店を利用した後、感染が確認されていて、県が因果関係を調べているほか、この飲食店を利用したという申し出のあったおよそ50人のPCR検査を進めています。
また県立医大紀北分院の30代の医療関係者や50代と60代の放射線技師のあわせて3人の感染が判明し、県立医大紀北分院はあす(19日)から外来と新規の入院の受け入れを停止することになりました。この関連で、県は、5人の医療従事者とおよそ50人の外来患者のPCR検査を行っています。
このほか、和歌山市の50代の女性と岩出保健所管内の40代の自営業者も濃厚接触者として検査したところ陽性が確認され入院しました。
この結果、県内の感染者は亡くなった4人を含めて346人で、入院患者は52人となりました。
きのう(17日)までに133人のPCR検査を行いましたが、8人以外は陰性でした。
県は、クラスターが発生した橋本市市脇の「創菜こころ」を、今月3日から15日までの間に利用した人は、保健所に連絡するよう呼びかけています。
また、県は、医療従事者に対し、症状が出た際には速やかに連絡するよう呼びかけています。