九重雜賀「マグロの寿司に合う日本酒」海外発売へ/和歌山
2026年10月27日 18時03分
紀の川市の醸造元・九重雜賀(ここのえ・さいか)が、マグロの寿司に合う日本酒を開発し、来月(11月)中旬、海外向けに発売します。
九重雜賀では、那智勝浦町(なちかつうらちょう)のマグロがはえ縄漁法の水揚げ高日本一であることや、創業者の代から食用のお酢や日本酒を醸造し続けていること、それに、和食がユネスコの無形文化遺産に登録され、とくに寿司が広く海外で普及していることなどから、インバウンドや海外への販路拡大を目指して、およそ2年前から、東京の研究機関と連携して、寿司ネタの代表格・マグロに合う日本酒の開発を進めてきました。そして、それぞれ異なる酒米を原料に2種類の日本酒を完成させたものです。
ひとつは、魚介特有の香り立ちを穏やかにし、やわらかな味わいの食中酒「雜賀(さいか) 純米 生酛(きもと)造り」、もうひとつは、コクや味わいを立たせ、食材と肩を並べるような味わいの「雜賀孫市(さいか・まごいち) 純米大吟醸 生酛造り」です。

九重雜賀では、来月(11月)中旬ごろ海外での販売を開始し、その後、日本でも販売する予定で、雜賀俊光(さいか・としみつ)社長は「マグロや、わさび、がり、酢飯に使う赤酢、それに日本酒と、いずれの素材も古くから和歌山とのゆかりが深く、“おすし発祥の地”といわれるゆえんです。欧米ではマグロやサーモンの人気が高く、マグロの寿司に合う日本酒を海外に発信し、寿司を通じて和歌山をより知ってもらいたい」と意気込みを語りました。








