熊野速玉大社で秋の例大祭始まる/和歌山・新宮市
2026年10月15日 18時35分
新宮市の世界遺産、熊野速玉大社で、きょう(15日)、秋の例大祭が始まりました。
祭りは、午前11時、「本殿大前の儀」で幕を開け、一般の参拝客を含む、およそ300人が参列する中、厳かに神事が執り行われました。午後からは、主祭神のひとつ、熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)の渡御、「神馬渡御式(しんめ・とぎょしき)」が行われ、雅楽が奏でられる中、「出立(しゅったつ)!」の掛け声とともに、行列が大社を出発しました。

一行は、阿須賀(あすか)神社を経て、御旅所(おたびしょ)へと向かい、沿道には多くの人が出て、深々と頭を下げたり、写真を撮るなど、伝統の祭りを見守っていました。このあと、夕方からは、御旅所で神事が行われ、初日の行事を終えました。

上野潤(うえの・じゅん)権宮司は、「感謝をもって神様をお祭りするという気持ちを思い起こして、ご覧いただければ」と話していました。
例大祭2日目のあす(16日)は、午後2時から、もうひとつの主祭神、熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)の神輿(みこし)渡御式が行われます。そして、午後4時半からは、熊野川(くまのがわ)で、9地区の早船が競う「御船祭(みふねまつり)」が行われます。
例大祭「新宮の速玉祭」は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。








