熊野古道であぶりアユ、保存食手作り、秋の風物詩/和歌山・田辺市
2026年10月09日 10時31分
田辺市の熊野古道(くまのこどう)で、秋の風物詩となっている保存食の「あぶりアユ」作りが進んでいます。
あぶりアユは、世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道(さんけいみち)」の熊野古道・中辺路(なかへち)の古道歩きの拠点の近くで、土産物店と民宿を営む木田豪(きた・つよし)さん56歳が、天然のアユにこだわって、手作りしているものです。
木田さんは、店のそばを流れる富田川(とんだがわ)で、夏に釣ったおよそ20センチから25センチのアユ200匹ほどを冷凍保存し、先月(9月)末から順に解凍しています。そして、温度が異なる2種類の炭火で、高温から低温へとアユを移しながら2日間、じっくりとあぶります。それを終えると、縄で5匹ずつくくって、4000円で販売しています。
今年(2026年)は猛暑で川の水量が少なく、遡上(そじょう)してくるアユも少なかったため、量の確保が難しかったということです。
木田さんは、つきっきりで作業を行い「味も良くきれいに仕上がった」と話しています。








