クビアカ対策予備費32億円、自治体の防除促進を

2026年10月06日 16時50分

災害・防災経済

サクラやウメなどの樹木を食い荒らす特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」が急増していることを受け、政府はきょう(6日)、自治体による防除を促進するため、今年度(2026年度)の予備費からおよそ32億円を支出することを閣議決定しました。

笹川博義(ささがわ・ひろよし)環境大臣は、閣議後の記者会見で「被害が急速に拡大している。スピード感を持って対策を進めたい」と話しました。

環境省によりますと、被害を受けた木の伐採や薬剤の注入、成虫が木に侵入するのを防ぐネットの設置費用など、環境省の事業におよそ27億円、被害果樹の調査など、農林水産省の事業におよそ5億円を充てることにしています。

クビアカツヤカミキリは、バラ科のサクラやウメ、モモなどの木の内部を食い荒らして枯らすカミキリムシ科の昆虫で、2018年に特定外来生物に指定され、今年(2026年)8月現在、和歌山県など全国22都府県で発生が確認されています。

和歌山県では、2019年に初めて被害が確認されて以来、紀北地方を中心に被害が拡大し、最近は、中紀地方にも被害が広がっていて、先月(9月)末現在、18の市や町で確認され、自治体やJA、農家などが協力して園地の警戒を続けています。

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