クジラから高齢者の町へ 自動運転カートで外出支援
2026年09月11日 18時26分
かつて捕鯨で栄え、クジラの町として知られる太地町で、人口の半数近くを占めるようになった高齢者の生活を支えるため、自動運転のカートの導入など、さまざまな取り組みが行われています。
太地町では65歳以上の人口の割合が45%を超えていて、全国平均の29・4%を大きく上回っています。
町が調べたところ、外出を控えて孤独を抱える高齢者がいることが分かり、町は4年前から無料の自動運転のカートを走らせて、掃除が行き届いた公衆トイレやベンチの設置を進めてきました。
ことし4月末までの自動運転カートの利用者は、のべ5万人を超え、「他の乗客と話すと気が晴れる」と好評でコミュニケーションの場にもなっています。
また、外出の目的を作るため、福祉センターで食事と入浴をそれぞれ400円でできるようにしました。
太地町の三軒一高さんげん・かずたか町長は「この町に住んで良かったと思ってもらいたい」と話していて、専門家は「高齢者の外出が増えると介護費用の削減や地域経済の活性化につながる」と評価しています。








