高野山で「第20回紀伊半島三県議会交流会議」開催/和歌山
2026年08月04日 17時58分
紀伊半島に位置する和歌山・三重・奈良の3つの県の県議会議員が一堂に会し、地域の振興や共通課題について意見を交わす「第20回紀伊半島三県議会交流会議」が、きょう(4日)高野町の高野山学びの杜(もり)で開かれました。

この会議は、3つの県議会が2008年度から毎年持ち回りで開催しているもので、今回は和歌山県議会が幹事を務めました。会議にはそれぞれの県の正・副議長や議員、それに議会事務局からおよそ40人が出席し、和歌山県議会からは堀龍雄(ほり・たつお)議長や佐藤武治(さとう・たけじ)副議長ら6人が出席しました。
会議の冒頭、主催県を代表して和歌山県議会の堀議長は「半島地域がより一層発展し、活力ある地域となるよう忌憚のない意見を聞き、これから進むべき方向性を示していきたい」と挨拶しました。

会議では、大規模災害時の避難や救助活動を支える高規格道路ネットワーク「紀伊半島アンカールート」の早期整備について議論されました。協議の結果、未事業化区間の早期事業化に加え、国土強靱化に必要な予算を通常予算とは別枠で満額確保できるよう、引き続き3県が連携して国に要望していくことで合意しました。

また、クマによる被害対策については、3県の生活圏への出没で人的被害の拡大が懸念されている現状を確認しました。その上で今後は、紀伊半島ツキノワグマ
広域保護管理協議会を通じた情報交換や生息数推定を継続するとともに、対策予算の確保に向けて国などへ強力に要望していくことが決定しました。

会議ではこのほか、高野町の平野嘉也(ひらの・よしや)町長による講演も行われました。

3県の県議会では、きょう(4日)の合意内容をそれぞれの県当局や国への要望活動に反映させていく方針です。また、来年(2027年)は三重県で開催されることが決定し、閉幕しました。








