2歳児虐待死、両親に拘禁刑8年の判決
2026年07月15日 15時40分
和歌山市内で2歳だった長女を虐待した上にけがの治療をせず、去年(2025年)7月に死亡させた罪に問われたともに26歳の両親の裁判員裁判で和歌山地方裁判所はきょう(15日)、両親にいずれも拘禁刑8年の判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと、母親の平菜々美被告と父親の晴流被告は去年7月上旬までに2歳だった長女流菜ちゃんに和歌山市内の当時の自宅で暴力を加えたうえ、けがにより十分に食事をとることが困難な状態にあっても医師による治療を受けさせず、低栄養状態の流菜ちゃんを外傷性ショックにより死亡させた保護責任者遺棄致死の罪に問われています。
今月(7月)2日から始まった裁判では両被告の責任の差と量刑が争点となりました。
判決で福島恵子裁判長は、「本来は愛情をもって育ててもらえるはずの両親から虐待された末、必要な治療も受けさせてもらえず、その短い生涯を終えなければならなかった被害児が感じたであろう絶望感などは察するに余りある」と指摘したうえで、要保護状態となるような虐待は主に菜々美被告によるものであるが、晴流被告も菜々美被告による虐待や流菜ちゃんの健康状態を十分認識しながら対策もとらず、体罰も加えるなどしていて「責任非難の程度について被告人間で差はない」として、両被告に拘禁刑8年の判決を言い渡しました。








