第148回和歌山放送情報懇談会
2026年06月24日 18時13分
和歌山放送の第148回情報懇談会が、きょう(24日)午後、和歌山市のホテルグランヴィア和歌山で開かれ、元総務大臣で株式会社野村総合研究所顧問の増田寛也(ますだ・ひろや)さんが、人口減少時代における「2拠点生活」の意義について講演しました。

「新しいライフスタイル~都会と地方の2拠点生活」と題して行われた講演で増田さんは、和歌山県の人口が2030年には80万人を切る可能性があるという現状を指摘しました。その上で、テレワークの普及や人々の意識の変化で、かつては富裕層に限られていた2拠点生活が「転職なき移住」として現実的な選択肢になっていると述べました。

和歌山県の可能性について増田さんは「自然環境や交通の選択肢に恵まれており、非常に魅力が高い」と評価する一方、受け入れ側の課題として2拠点間の移動費の負担軽減や空き家の活用、さらに若い世代や女性が住みやすい環境を整えることの重要性を説きました。また、地域のアイデンティティを守りつつ、外部資本に頼りすぎず「地域の経済的利益が外に逃げない仕組み」を作ることが真の地方創生につながると強調しました。








