和歌山大空襲の記憶 パウロさんが平和落語

2026年06月22日 18時04分

イベント歴史・文化災害・防災社会

終戦から81年となる7月、和歌山市立博物館で、あの日の記憶を次世代に語り継ぐ展示会「和歌山大空襲の記憶」が、開かれます。

昭和20年1月からはじまった米軍による和歌山市への空襲は、昭和20年7月9日の夜、108機のB29爆撃機による焼夷弾投下で最大規模となりました。

この空襲により、市街地は焼け野原と化し、1100人以上の尊い命が失われました。

今回の展示では、当時の凄惨な記憶とともに、そこからの復興の歩みを振り返ります。

会期中には様々な関連イベントも予定されていて、特に注目されるのは、ゴスペル亭パウロ、こと小笠原浩一(おがさわら・こういち)さん64歳による「平和落語」です。

「和歌山大空襲から奇跡の復興、和歌山城再建」と題したこの落語は、空襲の中で、九死に一生を得た、消防団長と、当時少年だったパウロ氏の父親の二人が主人公となっていて、焼け野原から和歌山城が再建されるまでの市民の思いが描かれます。

80年経った今も世界で紛争が続く中、小笠原さんは、「戦争が人の人生を変えてしまった」と、かつて和歌山の商店街で見かけた負傷兵の姿を振り返り、平和への願いを込めて高座に上がります。

平和落語の公演は、7月9日の午後1時半と8月15日の午後1時からの2回、和歌山市立博物館2階の講義室で開かれます。

また、和歌山市立博物館のホール展「和歌山大空襲の記憶」は、7月7日から8月23日まで開催されます。

入館料は無料です。

このほか、映画「和歌山大空襲」と「戦争体験絵巻」の解説を、7月11日の午前10時からと午後2時からの2回予定されています。

また語り部クラブによる紙芝居「私は忘れない」が、7月9日の午後3時から、8月1日の午後1時半から、8月15日午前11時となっています。

さらに3人の戦争体験者による講演会も8月1日の午後1時から行われます。

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