夜間中学20年、児童書に「手紙書きたい」男性描く

2026年04月28日 17時22分

教育社会

読み書きができず、苦労を重ね、20年間かけて夜間中学に通った新宮市出身の男性の姿を描いた児童書『読み書きを覚えたい!』が、きょう(28日)、銀の鈴社から刊行されました。

これは、「学ぶ大切さを伝えたい」と、京都府出身の児童文学作家、いどきえりさんが手がけた一冊です。いどきさんは6年前、夜間学級の教頭を通じて、西畑保(にしはた・たもつ)さんと出会い、子どもたちに知ってもらおうと取材を始め、故郷の和歌山県にも同行、ひたむきに勉強する姿が
印象に残ったということです。

西畑さんが64歳で夜間中学に入学して、妻にラブレターで感謝の思いを伝えた話は、去年(2025年)、落語家の笑福亭鶴瓶(しょうふくてい・つるべ)さんの主演で映画化もされました。

現在5人の孫がいる西畑さんは「学ぶことで世界が広がった。今が一番幸せ」と話し、「自分の人生が児童書になるなんて夢みたい」と喜んでいるということです。

『読み書きを覚えたい!~64歳で夜間中学に~』は、銀の鈴社刊、1980円で販売されています。

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