和歌山市でLED付き音響信号機の渡り初め
2026年04月22日 16時58分
視覚障害者や、高齢者、子どもが安全に道路を渡れるよう、歩行者用信号機と音の出る装置を一体化させた「LED付き音響信号機」が、和歌山市の公園前交差点に設置され、きょう(4月22日)視覚障害者が渡り初めを行いました。
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この信号機は公園前交差点の信号柱に追加で設置され、黄色いバーの端に、LEDライトの歩行者用信号と「ピヨピヨ」「カッコウ」の音が出るスピーカーが搭載されたタテ長の装置で出来ています。

装置のてっぺんには、現在地や東西南北方向のバス停の名前が点字と活字で記されていて、青信号になると、装置やバーが振動し、触ることでわかるようになっています。
信号機やスピーカーは、高さおよそ1メートルくらいの低い位置に設置され、見やすく、音も聞こえやすい構造になっています。

きょう午後、和歌山県網膜色素変性症協会の山本浩(やまもと・ひろし)会長と、視覚障害者らおよそ15人がLED付き音響信号機が稼働した公園前交差点の渡り初めを行い、信号機に触れたり、音の聞こえ方を確かめたりしていました。
視覚障害者のひとりは「色の識別は出来ますが、太陽光がまぶしくて、健常者用の高い位置の信号機が見づらいことがありましたが、この信号機ならば信号を確実に見られます」と話しています。

県・網膜色素変性症協会の山本会長は「やはり、交通量の多い広い通りにはもっと多くこのような信号機を設置して欲しい」と話しています。
この信号機を設置した業者によりますと「視覚障害者だけでなく、高齢者や子どもの安全な横断にも効果があり、大阪府警の調べでは、このような信号機の設置により、管内の交通事故の発生率が減少した実績もある。県内では、和歌山市の田中町と公園前の2か所だけなので、もっと増えていくと障害者・健常者双方の事故防止にもつながる」と話しています。








