熊野本宮大社の例大祭はじまる/和歌山・田辺市
2026年04月13日 17時44分
田辺市本宮町(ほんぐうちょう)の世界遺産・熊野本宮大社で、春の例大祭がはじまり、初日のきょう(4月13日)は、神職や稚児らが身を清めるために湯の峰温泉へ続く峠道を越える「湯登神事(ゆのぼりしんじ)」が行われました。
熊野本宮大社の例大祭は、毎年4月13日から15日までの3日間行われている最大規模の神事です。
初日のきょうは、午前9時ごろ、九鬼家隆(くき・いえたか)宮司ら神職を先頭に、氏子や修験者、それに幼い男の子「稚児」らおよそ50人が行列を組んで熊野本宮大社を出発し、太鼓に合わせて、湯の峰温泉を目指して練り歩きました。
湯登神事は、県の無形民俗文化財に指定されていて、神事の時以外に、稚児は足を地面につけてはならないため、移動中は、稚児の父親が肩車をする習わしで、峠道も父親が稚児を担いでいくことで知られています。
行列が湯の峰温泉に到着し、一行が身体を清めたあと、熊野古道「湯の峰王子」で「八撥神事(やさばきしんじ)」が行われ、稚児に神の霊を宿す太鼓や舞が披露されました。
例大祭は、2日目のあす(14日)は「船玉大祭(ふなたまたいさい)」、最終日3日目のあさって(15日)は熊野本宮大社から旧社地・大斎原(おおゆのはら)まで渡御行列が練り歩く「渡御祭(とぎょさい)」が行われます。








