県立新翔くろしお中学校が開校、13人が入学/和歌山・新宮市

2026年04月12日 17時30分

教育

紀南地方では初めてとなる夜間中学が、このほど、新宮市内に開校し、外国籍の7人を含む、13人が入学しました。これは、県立新翔(しんしょう)くろしお中学校で、県立新翔高校内に開設され、今月(4月)8日に開校式と入学式が行われました。

新入生を代表して決意を述べるスリランカ国籍のタムジャ・ラックマールさん

開校式では、和歌山県の今西宏行(いまにし・ひろゆき)教育長が開校を宣言、金澤亮(かなざわ・まこと)校長が、「踏み出す一歩一歩が、皆さんの人生の新たな可能性を切り開く、かけがえのない歩みとなるものと確信しています」と式辞を述べました。

開校式では、また、公募により決定した校章と、和歌山市出身の作詞家、及川眠子(おいかわ・ねこ)さんが作詞した校歌が披露されました。

入学した13人は、20代から80代まで幅広く、それぞれの学習度合いや希望にあわせ、3人が1年、8人が2年、2人が3年に振り分けられました。学校では、毎日4時間の授業が行われ、卒業すれば、中学校の卒業資格が得られます。授業料や教科書代は無料です。

開校式に続いて行われた入学式で、新入生を代表して、串本町で農業を営む、スリランカ国籍のタムジャ・ラックマールさんが「ずっと、日本語や学校の勉強をしたいと思ってきました。入学できてとてもうれしいです」と話しました。

県内の夜間中学は、去年(2026年)4月に和歌山市に開校した市立あけぼの中学校に続いて2校目ですが、県立校は初めてです。

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