国が和歌山県内の国道42号2か所を新規事業化
2026年04月08日 18時01分
国土交通省は、きょう(4月8日)和歌山県内を通る国道42号のうち、広川町(ひろがわちょう)と由良町(ゆらちょう)の間の防災事業と、新宮市と三重県紀宝町(きほうちょう)の境の熊野川にかかる熊野大橋の撤去事業を新規事業化することを発表しました。
広川町と由良町の防災事業は、広川町井関(いせき)と由良町畑(はた)の5キロの区間で行われ、410億円の事業費を計上していて、初年度となる今年度(2026年度)は5000万円を計上しています。この区間は、水越峠(みずこしとうげ)の水越トンネルに向かう峠道で、大雨での通行止めや、雪による車両スタックが発生したほか、つづれ織りの急カーブが連続するため、正面衝突事故も多発していて、こうした部分の改良工事を行うことで防災につなげるとしています。
一方、熊野大橋の撤去事業は、老朽化が進んでいるにもかかわらず耐震補強が行われておらず、2011年9月の紀伊半島大水害では熊野川の増水で越水がおこるなど、防災上の障害になることが指摘されていて、総事業費120億円をかけて熊野大橋を撤去し、既に架設された新熊野大橋に機能を集約させるとともに、新熊野大橋の下流側に自転車と歩行者道を造設することで、防災機能の向上と安全確保を実現させるというもので、初年度の今年度は5千万円を計上しています。
これらの事業化が決まったことについて、和歌山県の宮﨑泉知事は「喜ばしい限りだ。活発な人流と物流を地域に呼び込み、南海トラフ地震などの大規模災害に備えるため、関係機関と連携して、一日も早い供用に向けて協力していく」とコメントしました。








