南海フェリー撤退へ・利用者から戸惑いの声
2026年03月30日 17時03分
和歌山と徳島を結ぶ南海フェリーが、利用者減少や原油価格高騰などの影響で、2027年度末で撤退する方針を示したことについて、フェリーの利用者からは一様に驚きや戸惑いの声が聞かれました。

有田郡内の運送業者は「報道で知り驚いている。トレーラーで輸送しているので、今後は、明石海峡大橋経由に変更するために様々な手続きが必要になるので大変になる」と話しています。
徳島県に住む親戚の葬儀に参列するという三重県の男性は「昔は利用客がとても多かったが、高速道路ができてからは減少していた。フェリーは乗船している間に休憩できるので、マイカー利用者には助かっていたが、時代の流れなのかもしれない」と残念そうに話していました。

南海フェリーの福井和明(ふくい・かずあき)取締役営業部長は「燃料や物価高騰、利用客数の減少、フェリーかつらぎの後継船舶確保の困難などで2027年度末で撤退することになり、利用者には突然の発表で大変ご迷惑をおかけする。この先2年間は、必ず運航を維持させるよう全力を挙げる」と話しています。
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南海フェリーは、阪神淡路大震災が起きた1995年度にはおよそ97万人を輸送しましたが、この時をピークに、その後、明石海峡大橋の開通や新型コロナ禍などで 利用者数が減少していました。








