和経協百年企業の会・天彦産業の樋口会長が講演/和歌山
2026年02月17日 17時49分
和歌山県経営者協会の会員企業のうち、創業100年を超える企業のトップで構成する「和経協百年企業の会」の総会が、きょう(2月17日)和歌山市のダイワロイネットホテル和歌山で開かれ、大阪市の鉄鋼製品販売業・株式会社天彦(てんひこ)産業の樋口友夫(ひぐち・ともお)会長が講演しました。
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樋口会長は、1949年・滋賀県出身の76歳、近畿大学を卒業後、大手鉄鋼商社を経て、1977年・天彦産業に入社しました。その後、2005年に五代目の代表取締役社長、2022年に取締役会長に就任しました。2023年に、第13回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の審査委員会特別賞を受賞したほか、この年の秋の叙勲で旭日単光章を受章しました。

樋口会長は「社員第一主義経営~会社の発展は社員の幸せから」と題して講演し、天彦産業の151年の歴史のなかで、戦後、海外との貿易で2700万円の不渡りを出したり、のこぎり生産から特殊鉄鋼への業態転換を迫られたりといった苦難を経験したことや、鉄鋼分野でも女性の進出が進んでいることなど社会構造の変革を肌で感じ、休暇を取りやすくする勤務体系への転換や、配偶者への特別ボーナス支給など、家族も含めた社員の生活に目を配ることで、社員の連帯感の醸成や、作業効率・生産性の向上に成功した事例を紹介しました。
その上で樋口会長は「この会社は私一人に経営させれば、絶対に潰れる。“お互い様経営”を合言葉に、自分・家族・会社の幸福を高め、社員のモチベーションを上げることを経営理念に掲げた」と語りました。

このほか、きょうの総会では「稲むらの火」の逸話で知られる濱口梧陵(はまぐち・ごりょう)ゆかりで、千葉県銚子市(ちょうしし)のヤマサ醤油株式会社の濱口道雄(はまぐち・みちお)会長があいさつしたほか、新たに百年企業の会員に加わった企業の代表者への記念レリーフの贈呈も行われました。









