新宮市でお燈まつり・およそ1500人が参加
2026年02月07日 01時27分
新宮市の世界遺産・神倉(かみくら)神社で、昨夜(2月6日)白装束に荒縄を巻き、燃えさかる松明(たいまつ)を持った男たちが急峻な石段を駆け降りる、勇壮な火祭り「お燈まつり」が行われました。
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お燈まつりは、国の重要無形民族文化財に指定された毎年2月6日に行われる神倉神社の例祭で、高倉下命(たかくらじのみこと)が松明をかかげて神武(じんむ)天皇を熊野に迎え入れたことが起源とされます。
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きのう午後7時ごろ、神倉山(かみくらさん)の山上にある神倉神社のご神体・ゴトビキ岩前の拝殿内で古式にのっとって起こされた火が、上り子(のぼりこ・又はあがりこ)と呼ばれるおよそ1500人の白装束の男たちの松明に分けられました。

山上全体に火がいきわたった午後8時ごろ、山門が開くと上り子たちは雄叫びを上げながらいっせいに駆け下り、ふもとで待つ観客らが歓声を上げて迎えました。
新宮市の30代の女性は「主人が登っているので応援も兼ねてきました。とても良いお祭りだと思います」と話し、千葉県から上り子として参加した50代の男性は「16年連続で参加しました。普段は静かな町が、この瞬間だけもの凄い興奮に包まれる。自分も1年でいちばん興奮する時です」と話していました。

民謡「新宮節」では「お燈まつりは男のまつり 山は火の瀧・下り龍」と歌われていて、お燈まつりが終わると、熊野に本格的な春が訪れるといわれています。








