海南窃盗殺人事件の初公判、被告は起訴内容一部否認

2026年01月14日 18時26分

事件・事故

海南市下津町の商店主だった父親をハンマーで殴って殺害したなどとして殺人など罪に問われている大道(おおみち・)正幸(まさゆき)被告の初公判が、きょう(14日)和歌山地方裁判所で開かれ、大道被告は起訴内容を一部否認しました。

大道被告36歳は、おととし(2024年)7月、海南下津町の「大道商店」の店舗で、現金およそ8万円を盗み取った窃盗の罪のほか、父親の正富さんの頭をハンマーで複数回殴って殺害した罪に問われています。

 大道被告は、「殺人のほうは認めます。窃盗についてはそのお金を自分のものにするつもりはなかった」と殺人の罪は認めたものの、窃盗については否認しました。

検察側は冒頭陳述で、被告人がギャンブルやFX取引に店のお金を使い込んでいたことを指摘し、父親に発覚するのを免れる目的で強盗による犯行と見せかけて殺害したと述べました。

また、窃盗については、犯行に使われたハンマーや犯行時に着ていた着衣などは処分しながらも現金は隠しおいていたことや、経済的余裕もなかったことから、現金を自分のものにするつもりがあったと指摘しました。

一方弁護側は、絶対的な存在である父親の希望に沿うため働き続けた被告人が、これまでの父親への不満や抑圧を我慢できずに犯行におよんだと主張し、窃盗については、強盗の犯行にみせかけるためのものだったと述べました。

判決は今月(1月)23日に言い渡される予定です。

WBSインフォメーション

WBSショッピング55