かつらぎ町の女性、SNS高額投資詐欺被害相次ぐ/和歌山
2025年12月28日 13時47分
かつらぎ町に住む70代の女性は、面識がある著名人に誘われ2500万円を、50代の女性は知人男性を名乗る勧誘で730万円を、いずれもSNSを通じた暗号資産への投資名目で騙し取られました。かつらぎ警察署がSNS型投資詐欺事件として捜査しています。
かつらぎ町の70代の女性は、先月(11月)はじめ頃、面識がある著名人を名乗る人物からSNS上の投資の勉強会を紹介され、参加しました。そして、会のメンバーから暗号資産取引所のアプリをインストールさせられ、暗号資産への投資の勧誘を受け、今月(12月)下旬までに、指定の口座にあわせて2500万円を送金しました。その後、当初、勉強会に誘った著名人が、投資話を紹介した事実がないことがわかり、詐欺と気づいて警察に届けました。
一方、かつらぎ町の50代の女性は、今月(12月)はじめ頃、知人男性を名乗る人物からSNSメッセージが届いたのをきっかけに、知人としてやりとりするうち、投資の勧誘を受け、暗号資産アプリを導入させられました。そして、言われるまま、暗号資産の購入費用として、暗号資産取引所運営会社名義の口座に730万円を送金しました。その後、追加で手数料が必要などと言われ、不審に思い、詐欺被害に気付いて警察に届けました。
警察では、「必ず儲かる」などという投資の勧誘は詐欺を疑い、相手の指示に従う前に確認するよう注意を呼びかけています。和歌山県警が開設している特殊詐欺被害防止専用フリーダイヤルは0120・508・878です。「これは、わなや」と覚えて確認しましょう。








