足湯付き避難タワー完成 観光客も利用可、那智勝浦町
2025年12月26日 20時37分
南海トラフ巨大地震の被害が懸念される那智勝浦町できょう(26日)、観光客も利用できる津波避難タワーが完成しました。
完成した津波避難タワーは、巨大地震が発生すると高さ4・4メートルの津波が想定される地域に作られ、高さおよそ20メートルの4階建てで、2階以上が避難スペースとなっています。
延べ床面積は約333平方メートルで、約400人収容でき、和風の屋根を持つ外観が特徴です。
タワー近くにはマグロ料理店などが入った観光施設があり、普段は勝浦漁港と海が見渡せる展望台として常時開放されていて、1階には十数人が入れる足湯を備えています。
那智勝浦町の堀順一郎(ほり・じゅんいちろう)町長は「24時間開いているので、観光客に眺望を楽しんでもらい、防災も学べる施設としたい」と話していました。








