和歌山市、職員を懲戒処分

2025年12月23日 17時50分

社会

仲間はずれにされたと邪推し、職場の同僚の頭を平手打ちしたり、診断書を出さずに欠勤したなど、法令に違反した4人の職員について、和歌山市は、減給や戒告などの懲戒処分にしたと発表しました。

市によりますと、52歳の技術職員は、職場の仲間3人が、急に席を立ったことを自分を避けたと思い込み、1人の職員の頭を平手打ちしたものです。市は、この行為が、地方公務員の信用失墜行為にあたるとして、減給処分にしました。職員は、謝罪しています。

このほか、37歳の事務主査は、体調不良で休職する際、診断書を提出せず、5日あまり、無断欠勤したものです。

また、53歳の市民環境局の作業長は、回収した家電の銅線を、数回にわたって、求めに応じて、無意識に業者に渡したものです。

このほか47歳の班長級の職員は、職場で他の職員に対し、人格を否定する発言をしたり、総務課などに、誹謗中傷するメールを送るなどし、これが、市職員の
信用失墜行為にあたるとしています。

和歌山市の人事課は、市民に謝罪するとともに、職員に対し、法令遵守の徹底を図り、再発防止と信頼回復に努めるとしています。

WBSインフォメーション

WBSショッピング55