和歌山市で将棋大会開く
2025年12月21日 16時05分
来年(2026年)2月に、和歌山市で、藤井聡太(ふじい・そうた)王将と挑戦者が対戦する王将戦七番勝負の第4局・和歌山対局が行われるのを前に、きょう(21日)、市民を対象にした将棋大会が開かれました。

和歌山市の主催で開かれたもので、小学生以上の子どもの部と高校生以上の一般の部で、それぞれ対戦が行われました。参加した将棋愛好家の市民らは、それぞれ10分の持ち時間で駒を進め、対戦に集中していました。

きょうは、井田明宏(いだ・あきひろ)5段ら、プロ棋士も参加して、小中学生を対象にした将棋教室や対局指導も行われました。将棋教室の村田智穂(むらた・ちほ)女流3段のクラスでは、小学生らが、親子で解説を聞きながら将棋の楽しさを学んでいました。

和歌山市では、紀州藩主でもある8代将軍・徳川吉宗(とくがわ・よしむね)が、将棋を愛好していたことから、市民に将棋文化を広めたい考えです。








