太陽光発電施設建設反対署名を尾花市長に提出/和歌山市
2025年12月19日 17時40分
和歌山市の関西空港土取り跡地に東京に本社がある企業が、太陽光発電施設を建設しようとしている計画について、地元住民の有志で作るグループが、きょう(19日)、和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長に計画に反対するおよそ1300人分の署名を提出しました。
尾花市長は、改めて署名内容を精査し、慎重に判断したい考えを示しました。
住民グループによりますと、事業者が開催した説明会は、7月に2回に分けて行われましたが、説明会開催を知らなかった住民も多く、わずかな参加者だけに説明したに過ぎず、地元同意は得られていないと反発しています。
計画では、県が開発した60ヘクタールあまりの用地に大規模な太陽光発電施設を建設しようというもので、住民グループは、地元同意が得られていない上、施設の建設で、災害時の河川氾濫やソーラーパネルの火災などを心配する声があり、今回の署名提出に至ったということです。








