湯浅の天然水でつくったサイダー、12月から販売/和歌山・湯浅町
2025年12月14日 16時17分
湯浅町観光協会では、湯浅の「水」にこだわったサイダーをつくり、湯浅駅にある観光交流センターなどで、今月(12月)から販売を始めました。

観光協会によりますと、湯浅が醤油発祥の地となったのは、山田川(やまだがわ)の伏流水(ふくりゅうすい)があったからと言われていて、サイダーづくりには、その源流の長峰山系(ながみねさんけい)の地下200メートルから汲み上げた天然水を、さらに、超精密ろ過したpH(ピーエイチ)9・6のアルカリ性の軟水(なんすい)を使っているということです。

おいしさと、まろやかさを追求した水にこだわったサイダーは、甘さ控えめに仕上がっていて、飲みやすく、観光協会では、「湯浅の町並み散策や散歩のお供にどうぞ」とPRしています。

また、観光協会が、レンタルサイクル事業も手がけていることから、サイダーの瓶のラベルには、湯浅町出身のデザイナー・佐藤友哉(さとう・ともや)氏による町内の海沿いの道を自転車で軽やかに走る女性のイラストが描かれ、疾走感と、炭酸飲料の爽快感が表現されています。
「湯浅のおいしい水でつくったサイダー」は、340ミリリットル入り1瓶、税込み300円で、湯浅駅の観光交流センターや、町内の立石(たていし)茶屋で販売されています。








